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ストレスから逃げられず会社を休職してしまった3つの原因

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もう2月になりますね、いもまんです。

 

大学3年生の皆さんは就職活動中、4年生は入社を2ヶ月後に控えて最後の大学生活を謳歌している頃でしょうか?

 

今日は、そんなキラキラした就活生や入社を控えている人たちに向けてメッセージを送りたいと思う。

 

ストレスからは迷わずに逃げろ。

 

今から書くことは、社員の平均年齢が若く、一人の仕事の裁量権が大きいがために、ギラギラした新卒が入ってき易い会社に勤める、そんな男の経験に基づく話です。

まあ、IT企業に多いベンチャー気質の会社の社員だ。

なので、人によれば全く共感できない話もあるかもしれない。

数千万人もいる労働者の中の、一人の戯言だと思って聞き流してくれても構わない。

 

とにかくストレスからは逃げろ、と僕は言いたい。

強がらず、ただただ逃げろ、と。 

 

 

僕は2年目に入る直前に、身体表現性障害と過敏性腸症候群という病気にかかった。

どちらもストレスが原因でかかる病気で、僕の場合は自分自身の体調をコントロール出来ず1日に嘔吐や嗚咽を繰り返すなどの症状が出た。

ひどい時は、1日に数十回単位で、会社に行くための電車に乗れないなど、正直仕事にならないレベルになってしまった。(ちなみに夜眠れない、朝起きれない、過食、謎の焦燥感なんてのはデフォルト症状として出た。)

 

そういえば、駅前で座り込んでしまったときにケバブを売りさばく屋台のトルコ人に助けられて以来、顔見知りになった。(「ワタシタスケタ!カテヨー!」と恩を前面に出した購買促進をしてくるが、ケバブは嫌いなので1度も食べてない。)

 

さて、そんなストレスから逃げられなかった原因について、気分的にも少し落ち着いてきたので、振り返ってみた。

 基本的には自分自身の性格が招いてしまった結果ともいえる。なので、似たようなタイプの人は気をつけてもらいたい。

 

【1】「自分が全て悪いんだ」と悲劇の主人公ぶる。

仕事中にミスして怒られたときに、「自分がダメだから怒られるんだ・・・」と僕はよく自分自身を責めていた。

だけど、今は思う。

「自分のせいにする=責任感が強い」という暗示にかかっているだけなんじゃないかと。

 

自分を責めて責めて責めて、先輩が「気にするなよ、最初は誰だってそうだよ。」と言ってくれた言葉も聞いたふりをして、自分を責めまくった先には何も無かった。

そこには、自分が全て悪いんだ、とまるで漫画に出てくる悲劇の主人公のような自分しかいなかった。

 

「初めての仕事なんだし仕方ないよな」「俺も悪いかもしれないけど、あの人のせいでもあるよな」と、諦める・妥協する・悪い言い方をすれば他責の心も少しは持ったほうが良かったと今では思う。

 

自分のせいだと責任感が強いのは結構だが、責め続けて、体調を崩し、仕事を休むことになってしまうことが、結局一番無責任だ。

 

本当に自分”だけ”のせいか?と過去の自分と会話したい。

 

 

【2】欠けていることを恥じる、完璧主義者。

「0か100かだ」と僕は考えがちだ。要するに手加減ができない。

物事を0か100か、白か黒かと決めたがるのはいいが、そんなのは警察官やゼブラーマンにでも任せておけばいい。あいつらが勝手にはっきりさせてくれる。

過去の自分に伝えたい、「全てを完璧にこなすのなんて無理だ」と。

 

もしかすると、大概の人は「当たり前じゃん」と鼻で笑っているかもしれない。

だけど、その時はそう思えなかった。

僕自身も、最初は完璧主義だったわけではない、「人と自分を比べがち」という性格が災いしたのだと思う。

 

「あの同期はもうこんなレベルの仕事までこなしている。」「この先輩は完璧に仕事をこなしている。」と自分と他人をすぐに比べてしまう。

こんな人は個人的には要注意だと思う。

比べた結果、「自分は欠けている」と自分自身のダメなところばかり見てしまう。

 

ストイックと言えば聞こえはいいが、辛いと感じるならすぐにこの完璧主義的思考は捨てた方がいい。

本当にストイックな人は、”辛いことを辛い”と考えていない。

辛さ=成長と考える超ポジティブ思考、常にお風呂に入っているような人だ。

 

そんな人には僕はなれないのに、誰かと何かを比べてしまったことで、いつのまにか欠点の無い完璧を求めてしまっていた。

 

完璧なんていらない。

完璧な人間がいるなら、世に中にビジネス本や自己啓発本なんかないしね。

 

 

【3】無駄に考えすぎて、自分の評価を決めつける。

「考えすぎだ」と自分でも思っていた。

もしもエントリーシートに長所として書くなら、「先読みが出来る」「多角的に物事を考えられる」といったところだろうか。

けれど、今回の「考えすぎ」というのは、そういう類の話ではない。

自分自身への評価を考えすぎだということだ。

 

仕事でちょっとだけ上手くいき、先輩に褒められたとしても「こいつ本当にこう思ってんのか?マネージメントの手法の一つだろうな。」と考えたりしてしまう。なんて可愛くない後輩なんだと自分でも思う。

 

怒られたときはもっとひどい。「◯◯さんは俺のことを嫌いなんじゃないか、使えないと思っているんじゃないか」と思ってしまう。

自分自身に自信が無いからかもしれないが、他者からの自分への評価をネガティブに、または過剰に考えてしまう。

けれど、往々にして、他人は自分が思っているほど、そんなにあれこれと考えていない。

 

アドバイスとして「考えすぎな性格直したほうがよいよ。」と言われることが多い。

毎回心の中で思う。『簡単にいうな!お前が言っているのは、その辺を歩いているおじさんに明日いきなりゲイバーでNo1になれ、と言っているようなもんだ!』と。

 

だから、まずは理解することから始めるしかないのだ、と僕は思う。 

僕自身が、僕自身のことを「考えすぎな性格だ。」

 

僕は休職に至るまで自分自身の状況を整理して、理解することすら出来なかった。

 

もっと早い段階で、なぜ今自分が苦しんでいるのか、ということを振り返っていればと少し思う。

理解出来ていれば、ただ苦しむだけではなくて、もしかしたら逃げる方法を考えていたかもしれないのに。

 

 

これから未来に向かって歩き出す就活生や新社会人の人たちにはもしかすると不快な内容になってしまったかもしれないけれど、1つのケーススタディとして知っておいてほしかった。

 

会社に入り、活躍するためには自分を追い詰めることも大事だけれど、同じくらいストレスから逃げることも大切だ。

 

打開策に関しては、人それぞれ千差万別だから「ストレス 解消法」とGoogle先生に聞いてみてほしい。

 

ちなみに僕は、このように「文章に書くことで整理する」ことで解消できるのではないかと試している。

 

恐れずにストレスから逃げよう。

逃げるために自己理解を深めておこう。

 

/im0man

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