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ゆとり3.0

実験ブログ-WEBとシェアハウスと時々せんぺろ-

過去10年分の「このライトノベルがすごい!」の1位作品まとめ

今週のはてなブログのお題が「10年」ということもあり、「このライトノベルがすごい!」で1位を取った作品を10年分紹介します。

 

漫画だけでなく、ライトノベルがストレス解消の人にとっては、必読の一冊になること間違いなし!

個人的にはこのライトノベルの紹介がしたくたまりませんでした。ラノベ最高、そしてラノベからのアニメ化作品最高です。確かに一般的な小説よりも文章の稚拙さや現代的な表現の仕方に対して異議を申し立てる人もいますが、ラノベで重要なのは世界観なので、そこを楽しんでほしいです!

 

 

このライトノベルがすごい!とは

このラノ』大賞は、ライトノベルガイドの決定版『このライトノベルがすごい!』から生まれたライトノベル新人賞です。“ホント におもしろい作品を生み出すこと”をコンセプトに、おもしろいものを見逃さない『このライトノベルがすごい!』編集部や「読み手のプロ」、「販売のプロ」たちが、新しい才能を発掘します。*1

 

では、さっそく過去10年間を遡ってみましょう。

 

2006年の1位

戯言シリーズ

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)

 

「ぼく」は19歳、大学生。あるとき、友人である玖渚友の付き添いとして、日本海に浮かぶ孤島、「鴉の濡れ羽島」にやってきた。そこで出会う天才達。そして起こる密室殺人事件。事態を収拾しようと1つ提案をする「ぼく」だったが、2人目の被害者を出してしまう。犯人を探すため、「ぼく」は本格的に動き出す。 

化物語や、めだかボックスなど、様々なヒット作品を生み出した西尾維新の作風がこの頃から現れています。登場人物同士の独特な掛け合いや1つの事柄をひたすら繰り返すという世界観。トリック自体はかなりオーソドックスなものが多いですが、やはりキャラクタの個性の強さやストーリー展開のテンポの良さ、独特さも相まって「次はどうくる!?」と興奮冷めやらぬまま読み終えることができます。

 

 

2007年の1位

狼と香辛料   

狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)

 

旅の青年行商人クラフト・ロレンスは、商取引のために訪れたパスロエ村を後にした夜、荷馬車の覆いの下に眠る1人の密行者を見付ける。それは「ヨイツの賢狼」ホロと名乗る、の耳と尻尾を持つ少女であった。 

読者の中には「癒された」という声もたまに挙げられています。おそらく話の中に出てくる町や店、そして作者の言葉のチョイスなどがそうさせるんじゃないでしょうか。1巻完結の物語が多い為、まずは手にとって読んでから次巻以降を考えることをお勧めします。

 

 

2008年の1位

フルメタル・パニック!

いかなる国家にも属さず、『軍事力による平和の維持』を目的とする対テロ極秘傭兵組織ミスリルは、軍事的な緊張状態にある紛争地帯などに出没し、強襲揚陸潜水艦「トゥアハー・デ・ダナン」や、最新鋭の人型強襲兵器「アーム・スレイブ」などを送り込み、テロリストや独裁政権を極秘裏に殲滅していた。 

非日常好きの皆さん、短編も長編もある作品がやってきました。amazonのレビューにとある人が書いていたのですが、まさにそうだったので引用します。普通は平和ボケした主人公が、非日常に巻き込まれますよね、それがラノベの基本かもしれません。しかし逆です。平和ボケとは真逆、戦争ボケした主人公が平和ボケした日常を非日常に変えていくのです。内容的には結構王道ですけどね、気合でボスを倒すあたりとか、元気なヒロインと型破りな主人公の掛け合いとか。

 

 

2009年の1位

文学少女シリーズ

“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)

“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)

 

高校2年生の今、「普通の男子高生」の主人公・井上心葉。モットーは「君子危うきに近寄らず」という彼は、過去に大きなトラウマを抱えていた。そんな彼がひょんな事から、生粋の文学少女である天野遠子の秘密「文学を食べる」ことを知ってしまう。秘密を知ったことで彼は、遠子が部長を務める文芸部に強制的に入部させられ、毎日毎日三題噺を書かされることとなってしまった。 

文学少女天野遠子の想像のお話が淡々と綴られていくストーリです。ということでミステリーというわけではないのです。第一部で太宰治の「人間失格」が取り上げられているからかどこか寂しくて悲しい雰囲気を醸し出しています。

 

 

2010年の1位

バカとテストと召喚獣

バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)

 

――文月学園高等部。科学と偶然とオカルトによって開発された「試験召喚システム」を試験的に採用し、学力低下が嘆かれる昨今に新風を巻き起こした。
振り分け試験の成績で厳しくクラス分けされるこの学園で、自信満々にテストの結果を受け取った主人公・吉井明久を待っていたのは、最低クラスであるFクラスの、学び舎とは思えないほどの最低な教室だった。
そんな中で始まったHRの最中教室に現れたのは、学年トップクラスの学力を誇る才女であるはずの姫路瑞希。彼女はもともと体が弱いため、振り分け試験中に体調不良で途中退席し、無得点扱いでFクラスに振り分けられてしまったのだ。
密かに瑞希に憧れる明久は、クラス代表である悪友・坂本雄二を焚きつけて、彼女をこの最低設備から救うために「試験召喚戦争」を勃発させる。それは学園最強と呼ばれるAクラスと対戦し、勝利することで最高ランクの設備を手に入れようとする危険な賭けだった――。 

楽しく笑いながら読みたいなら、ぜひこのラノベを読んでください。バカな主人公がバカな仲間とともにヒロインのために一肌脱ぐ、そして馬鹿騒ぎ。しっかりとヒーロー・ヒロインの構図にはなっていて熱血要素もあるため、読みながら登場人物たちを応援してしまっている自分がいます。活字でも楽しく、ニヤニヤしながら読みたいという方には是非是非オススメの1冊。

 

 

2011年の1位

とある魔術の禁書目録 

超能力が科学によって解明された世界。能力開発を時間割り(カリキュラム)に組み込む巨大な学園都市。その街に住む高校生・上条当麻のもとに、純白のシスターが現れた。彼女は禁書目録(インデックス)と名乗り、魔術師に追われていると語る。こうして上条当麻は、科学と魔術の交差する世界へと足を踏み入れていく。 

主人公が正義感の塊で、困っている人を見逃せないような王道ストーリーです。よくある、主人公は落ちこぼれだと思っていたが潜在能力半端ない要素も含まれています。タイトルに魔術とありますが、メインは科学の話です。超能力を科学で誰でも頑張れば使えるようになるという舞台です。また、キャラの個性も非常に豊かで、ヒロイン候補が複数登場し、様々な場面で主人公としても動くという異質な部分も持っています。これはアニメもラノベも全部見ちゃいます。

 

 

2012年の1位

ソード・アート・オンライン

ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)

ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)

 

2022年、世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン」(SAO)の正式サービスが開始され、約1万人のユーザーは完全なる仮想空間を謳歌していた。
しかし、ゲームマスターにしてSAO開発者である天才プログラマー、茅場晶彦がプレイヤー達の前に現れ、非情な宣言をする。SAOからの自発的ログアウトは不可能であること、SAOの舞台「浮遊城アインクラッド」の最上部第100層のボスを倒してゲームをクリアすることだけがこの世界から脱出する唯一の方法であること、そしてこの世界で死亡した場合は、現実世界のプレイヤー自身が本当に死亡するということを……。 

もしゲームの世界の住人になってしまったら?それを体現したラノベです。読み始めてすぐかなりスピーディな展開に賛否両論の読者も多いでしょうが、読み進めると、ゲームの中に主人公たちを送り込んだ背景、そして自己中心的な主人公が人との繋がりを意識し始める展開には心打たれるものがあります。

 

2013年の1位

ソード・アート・オンライン 

ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)

ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)

 

2年連続の1位。賛否両論の意見もあるでしょうが、これはもはや実力といっても過言ではない。2年連続ということは2年間このラノベよりも面白いものが出なかったということです。

 

 

 

2014年の1位

やはり俺の青春ラブコメは間違っている。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)

 

千葉市立総武高等学校に通う比企谷八幡は、目が腐っていることと友達がいないこと以外は高スペックな高校二年生だが、高校入学時に交通事故に遭ったせいもあり高校でも友達が出来ず、その結果友達を作ることを諦めて「ぼっち」を極めようとしていた。妙な屁理屈をこねて、ぼっちな高校生活を謳歌しつつリア充を嫌い呪っていた八幡だったが、生活指導担当の教師・平塚静に目をつけられ、「奉仕部」に無理矢理入部させられる。「奉仕部」は、生徒の問題を解決する手助けをする部であり、静による紹介によって生徒が送り込まれて来るところだった。そこで八幡は、校内一の才女として知られる雪ノ下雪乃と出会う。 

アニメも見てください、むしろ先にアニメを見ても良いかもしれません。で、アニメにない部分をラノベで読む、というのでも全然ありだと思います。周りの同年代とは同じような行動が取れない不器用な主人公が、精神的にデリケートなことへの葛藤が読者の共感を読みます。一人が好きな人、過去にぼっちだった人や現在ぼっちだった人、そんな方には是非読んでほしい。

 

 

2015年の1位

やはり俺の青春ラブコメは間違っている。

2年連続の1位。タイトルは今風な感じでキャッチーさだけを売りにしているかと思っていたが、内容も含めて1位足り得る作品だったということだろう。ぜひ一読を。 

 

 

ちなみに、このライトノベルがすごい!は2005年から開始されている。ということで、最後におまけとして2005年度の1位を紹介しておきます。

 

2005年の1位

涼宮ハルヒシリーズ 

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

 

「東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」高校入学早々、この突飛な自己紹介をした涼宮ハルヒ。美少女なのだが、その性格・言動は変人そのものであり、クラスの中で孤立していた。しかし、そんなハルヒに好奇心で話しかけた「ただの人間」である、キョンとだけは会話をするようになる。 

一大ブームを巻き起こした涼宮ハルヒの憂鬱を皮切りにスタートしたシリーズ。最初は電波系少女兼美少女がただただ暴れまわり友人の男とラブコメ、というありがちな展開を想像していたのだが、とんでもない。読み進めていくうちに伏線回収が凄まじく、どんでん返しのオンパレードな作品。学生生活の時に「ありえないこと」を常に妄想していた人は、ぜひ自分が登場人物の一人になったと仮定して楽しんでほしい。

 

 

11年分だけあって、ボリューム感あるエントリーになってしまって申し訳ないです。。。ラノベ好きの皆さんにも、ラノベをまだ読んだことがない人にも是非読んで欲しい1冊が揃っているので、ぜひ読んでみてほしい。

 

ちなみに前回のブログで、「このマンガがすごい!」も紹介していますのでよければ合わせてどうぞ!

 

 

 

/im0man

 

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