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生と死のキュレーション:Yahoo!の「Full Lifeマガジン」はもっと広まってもいいと思う

f:id:im0man:20150316205148p:plain Yahoo!が最近リリースした「Full Lifeマガジン」というサービスがあるんですけれど、もっと広まっていいと思うんですよね。記事数も他のキュレーションメディアに比べて、まだ少ないから本格的に広めていないのかもしれないですが、「終活(しゅうかつ)」というワードに興味のある人は今からチェックしておいて損はないと思います。

Full LIfeマガジンって?

f:id:im0man:20150316210527p:plain Full Lifeマガジンは「結婚」「妊娠・出産」「子育て」「仕事・お金」「家族・生活」「健康・介護」「終活・相続」という7つのカテゴリを軸としたキュレーションメディアです。今世の中で溢れているキュレーションメディアと違う所は「生と死(人生)」を切り口にしたキュレーションしたメディアなのです。

もともとYahoo!では「Full Lifeプロジェクト」というIT時代の人生設計、世代継承を応援するというコンセプトに掲げた活動を実施しています。

fulllife.yahoo.co.jp

このキュレーションメディアもこのプロジェクトから生まれたもののようですね。このメディアの良い所は、人生でほとんどの人が経験する事柄についての情報がまとまっているところです。例えば、出産を控えた妊娠中のお母さん、例えば仕事で悩む社会人、Yahoo!らしく、これさえあれば全て解決するという「網羅性」を重視したメディアになっています。

「終活」という死に関するテーマにも注目

f:id:im0man:20150316213256p:plain Full Lifeマガジンで注目したいのはなんと言っても「死」に関するテーマについて触れているところです。記事数はまだまだ他のカテゴリに比べ少ないですが、「死後に住みたい街ランキング」や「ご先祖様もモダンな生活」と今流行りの終活に関する記事が取り上げられています。

終活とは、平成21年に週刊朝日が造った言葉で、当初は葬儀や墓など人生の終焉に向けての事前準備のことでしたが、、現在では「人生のエンディングを考えることを通じて”自分”を見つめ、”今”をよりよく、自分らしく生きる活動」のことを言います。 では、自分を見つめ、自分らしく生きる活動とは、何でしょう? 人生の後半を趣味や生きがいを見つけて、存分に謳歌することもひとつですが、ここでは、誰にでもやってくる”死”について、「自分がどう考え」「どう行動するか」について紹介していきます。*1

出産は家族にとって幸せな印象が強いですが、死没はネガティブでお葬式も鬱々という気分にもなりがちです。また、死ぬ前に愛する人や家族に残しておきたいメッセージなどを事前に用意しておくことで、当事者も周りの人も気持ち良い状態で最期を迎えることが出来るでしょう。

Full LIfeマガジン自体は、まだまだ終活に関する記事が少ないのが現状です。「葬式のルール」や「お墓の相場」など、シンプルな記事でも良いので増えていけば、さらに他のメディアと差別化された強みが出てくるので楽しみです!

/im0man

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