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【就活生の皆さんへ】5大広告会社の社長メッセージまとめ

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3月に入り、就職活動が本格的になってきましたね。自分が働く会社について、様々な条件を自分の中で整理していることでしょう。

給与や福利厚生などの条件の中で、「どんな人と働くか」という点を見る人も少なくないでしょう。ということで今回は、広告会社への就職活動を考えている人向けに、日本有数の広告代理店の社長メッセージをまとめました。社長のメッセージから、その会社ではどのような人が働いているのか、どのような風土なのかを読み取ってみましょう。

 

電通

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石井 直

私たち電通グループは、企業理念を表わすスローガンとして、「Good Innovation.」(グッド・イノベーション)という言葉を掲げています。

この「イノベーション」という言葉には、単なる技術革新ということだけでなく、自らの働き方を変革するとともに、アイデアによって新たな価値を創造し、社会全体に、より良い利益と幸せをもたらす企業グループでありたいという私たちの決意が込められています。

そして、コミュニケーション領域に止まることなく、常にクライアントの経営課題や事業課題と向き合い、その本質を捉えた課題解決策の立案と確実な実行を目指す、私たちのビジネスのあり方を示す言葉でもあります。「その手があったか」と言われるアイデア、「そこまでやるか」と言われる技術、「そんなことまで」と言われる企業家精神を発揮してイノベーションを創造し、社会に新たな変化をもたらすことが電通グループの社会的使命であり、すべての関係の皆様にとっての電通グループの価値を高めることとなると考えています。

2013年3月、電通は英国ロンドン市に本拠地を置くイージス・グループを買収し、当社グループの海外事業運営を統括する子会社として、新たに「電通イージス・ネットワーク社」を発足いたしました。

イージス・グループを傘下に加えた電通グループは、124カ国・地域にまで拡充された国内外のネットワークが国境や事業領域を超えて協働し、サービスの共有や統合、革新的なサービスの開発・提供、共同提案の機会づくりなどを、これまで以上に積極的に推進いたします。
そして、顧客の皆さまから、世界のどの地域においても最良のパートナーとして選ばれ続けるグループであることを目指して、これからも挑戦を重ね続けます。

私たちは、社員の誰もが、課題解決の起点としてリーダーシップを発揮しうる、創造的なネットワークでありたいと考えています。今後も、「Good Innovation.」という企業理念の下、多様な専門性を備え、インテリジェンスとクリエーティビティを磨き続ける約4万人の社員は、互いに創発しあい、相乗効果を生み出すことで、社会や企業が直面する課題の解決に取り組んでまいります。

 

そういえば、電通は民意誘導のための組織だという都市伝説チックな話もよく聞きます。以下の書籍が有名ですね。読み物として普通に面白いです。

電通 洗脳広告代理店

電通 洗脳広告代理店

 

 

博報堂

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会長 成田 純治 

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社長 戸田 裕一

1895年創業した博報堂は、「生活者発想」と「パートナー主義」をフィロソフィーとし、
2003年、大広、読売広告社との経営統合により誕生した博報堂DYグループの中核事業会社として、クライアントの皆さまの課題解決のための最適なソリューション、サービスを提供してまいりました。

2013年秋、博報堂DYグループは、新中期経営計画を発表いたしました。ビジネス環境の構造変化を捉え、基本戦略として、『企業のベスト・マーケティング・パートナーとして、世界一級のマーケティングサービス企業集団を目指す。先進的かつ創造的な統合マーケティング・ソリューションの提供を通じて、新たな市場やムーブメントを創造し、社会/生活者に活力を与え続ける存在になる。』ことを掲げました。この基本戦略の実現に向け、「“生活者データ・ドリブン”マーケティング対応力の強化」、「アジアを中心とした新興国での体制強化」、「“専門性”と“先進性”の継続的な取り込み」を推進しています。
当社は、博報堂DYグループの一員として、新中期経営計画を実現してまいります。

そして、2014年、博報堂博報堂DYグループの総合メディア事業会社である博報堂DYメディアパートナーズは、中長期的に目指す方向として新しいビジョンを発表いたしました。

未来を発明する会社へ。
Inventing the future with sei-katsu-sha

これは5 年後10 年後に向けて、私たちが「生活者とともに未来をつくる」存在になっていたい、という強い意思を言葉にしたものです。「広告をつくる」を超えて、「未来を発明する」という大きな視点を持つことで、私たちのビジネスは未知の領域に拡大し、さらには広告ビジネスそれ自体も全く新しい形に生まれ変わる可能性が見えてきます。生活者のつながりに身を投じ、リスクを恐れず、広告ビジネスを超えた新しい可能性に挑戦しようという「変革の宣言」でもあります。

私たちの変わることのないフィロソフィーは、「生活者発想」と「パートナー主義」です。
「生活者発想」をより高く磨き上げ、生活者、企業、そして社会に対する深い洞察力と理解力を持つパートナーとして、「生活者とともに未来をつくる会社」へと動き始めています。

 

博報堂は1960年に「博報堂宣言」を立ち上げてから、博報堂の理念や精神が決定していきました。その歴史を読み解く上の書籍としてオススメなのがこちらです。

博報堂スタイル

博報堂スタイル

 

 

ADKアサツー・ディ・ケイ) 

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植野 伸一

株式会社アサツー ディ・ケイは、長期ビジョンVISION2020を制定し、2013年よりその実現に向けて邁進しております。当ビジョンにおいて当社は、従来の広告会社のビジネスモデルに留まることなく、「コンシューマー・アクティベーション・カンパニー」へと変革をとげることを宣言いたしました。コンシューマー・アクティベーションとは、文字通り消費者を動かすことを意味します。ADKは、クライアントのビジネス成果にこだわり、広告コミュニケーションによってメッセージを伝えるだけではなく、消費者に具体的なアクションを起こさせること(=アクティベートすること)を目標とします。これは従来の広告ビジネスの枠を超えてビジネスを拡大していく、大きな変革であると認識しています。

この変革に合わせ、ADKグループは、2014年6月からコーポレートロゴを変更いたしました。新しいコーポレートロゴのデザインは、ADKが標榜する「コンシューマー・アクティベーション」を具現化し、クライアントのビジネス成果に貢献するプロフェッショナルとして行動する、という当社の価値観を表現しています。強さ、しなやかさ、そして知的なイメージを込めました。基本色は黒と赤。黒は、知性、洗練、センスを表し、赤は、活発、積極、敏活を表します。アクセントの赤い<マークは、消費者とADKを繋ぐ新ADKのブランドアイコンです。消費者の現場とADKを行きかうシャトルとして活躍する新ADKの分身です。

また、当社は本社オフィスを虎ノ門ヒルズに移転いたしました。2014年6月16日より、気持ちも新たに、新オフィスでの営業を開始しております。

これまで以上の情熱を持って、クライアントのビジネス成果に貢献する実行力のある広告会社として、困難なタスクにも取り組んでいく所存です。引き続き、ご支援、ご鞭撻をいただければ幸いです。

 

大広

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会長 岩井 秀一

私たち大広は、広告・マーケティング領域における
課題解決のパートナーとして、クライアントのビジネスの成功に寄与する、
という理念を企業活動の基盤としてまいりました。
クライアントから「欠くことのできないパートナー」であると評価されることこそが、
我が社の存在意義が認められることであると考えます。

近年、広告・マーケティング領域は、大きな変革の流れの中にあります。
情報テクノロジーの進化によって、生活者の情報・購買行動は変化し、
生活者と企業の関係、マーケティングにおける課題は、
従来とは大きく異なったものとなりつつあります。

大広は、この変革の流れの中、クライアントの信頼に応える人材育成を進める、
社員価値開発プログラム「大広創塾」を実施し、10年目を迎えることになりました。
社員一人ひとりが市場価値を高め企業価値を創出し、
社会のさまざまな課題を解決し、新たな価値を創造していきたいと考えております。

優れたアイデアだけが、最強のコミュニケーションを可能にする。
クライアントに成功を、生活者にベネフィットを。
時代は変わろうと、大広の企業理念は変わりません。
大広は、これからも人の成長を原動力に、新しいチャレンジに取り組んでまいります。

 

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社長 落合 寛司

私たち大広は、中期経営計画のビジョンとして、
アクティベーションデザイン®・ビジネス」を掲げました。

大広のアクティベーションデザイン®とは、
ダイレクトマーケティングビジネスを通して培ってきた
独自の知見がベースになっています。
得意先の事業をお預かりし、直接お客様の声を聞くことから
PDCAサイクルを善循環させるマーケティングサイエンスをもとに、
広告の認知獲得のその先までを見据え、
ロイヤル顧客を育成するコミュニケーション活動を意味します。
今後、この知見をリテール分野のブランドへも応用してまいります。
この新たな試みはまだ誰も取り組んだことのない分野であり、
だからこそ私たちはこの仕事を、
10年後、コミュニケーション・ビジネスの
スタンダードにする気概で取り組んでまいります。

消費者データを戦略的にコミュニケーションに活かし、
中長期的な顧客との友好な関係性を創造すること。
アクティベーションデザインのもとに
「ロイヤル顧客」の創造に挑戦するこれからの大広に、ご期待ください。

 

読売広告社

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中田 安則

近年の技術革新によるデジタルメディアの進化・普及に伴い、メディア接触を含め多様化する生活者の意識や動向をとらえることが非常に難しくなっています。
また、「モノが売れない時代」と言われて久しい現在、得意先は私たち広告会社に具体的な効果や結果を求める傾向がより強まっています。
このような環境のもと、私たちYOMIKOは「プロモーションコンサルティング」というビジネスコンセプトを掲げ、YOMIKOならではのユニークネスとオリジナリティを創出しながら得意先の課題解決に取り組んでいます。
「プロモーションコンサルティング」とは、マスメディア展開は勿論のこと、生活者発想に基づいたプロモーションアイデアを核に、得意先の商品やサービスが「売れる」「支持される」こと、つまり得意先のビジネスを成功に導くことを第一義にソリューションを構築する考え方です。
私たちは、これまで不動産分野で培ってきた「住生活マーケティング」の知見や、生活者の「購買接点」における意識や動向の分析を基にした取り組みをこれまで以上に強化することで、実効性の高いソリューションを提供することに加え、「売れるものをどう作るか、売れるためにはどういう商品を開発し、どう売るべきか」という領域にまで言及し、“事業パートナー”として得意先に貢献したいと考えています。
目まぐるしく変化する生活者、メディア、そして社会の動向を敏感にとらえると同時に、私たちYOMIKO自身も変革への意志や情熱を胸に、得意先にとって価値ある存在を目指し、様々なチャレンジに取り組んでまいります。

 

いかがでしたでしょうか?企業へのエントリーシートや志望動機を作成する際に参考にしてみてくださいね。

 

/im0man 

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