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初心者の僕でもNAVERまとめで100万PVを出せた3つの手順

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初心者の大学生だった僕でも、NAVERまとめで100万PVという数字を出すことが出来ました。現時点の合計約130万PV。大きく分けて3つの手順について振り返ってみたいと思います。

ブロガーの方々やNAVERまとめでご飯を食べていけるような人達からすれば、大した実績ではないと思う。でも当時の僕からすれば100万PVという数字は衝撃的で、自分の作ったモノが多くの人に見られているという魅力にどっぷりと浸かってしまいました。今ブログを書いている人やNAVERまとめをやっている人も同じだったら嬉しいなぁと、ふと思ったりもします。

では、どうやって初心者がいわゆる「バズ」を起こすことが出来たのか?以下にそれについてまとめました。既にバズを起こした方や、ブロガーの人たちにとっては当たり前となっている手法かもしれませんが、これからNAVERまとめを始めようとしている方、またブログでアクセスアップを図ろうとしている方の参考になれば幸いです。

1.まずはテーマを決める

f:id:im0man:20150306183732j:plain まずは、テーマを決めていきます。当然かもしれませんが、どんなテーマでバズらせるか?というところから全てが始まります。この手順についてさらに細かく分けると、以下の3つの要素が必要になります。

1.需要の大きなものをテーマにする

バズを起こしたいのであれば、需要の大きなものをテーマにすべきと僕は考えています。ニッチなテーマでバズを起こしている人もいますが、初心者の人とは執筆者本人の影響力や経験が違いすぎます。

ですので、まずは誰でも興味のあるテーマを選んでみましょう。僕の場合は、映画だったんですけれど、一緒にNAVERまとめを始めた後輩が映画好きだったこと、そして映画は万人にニーズがあるという2つの理由で決めました。

何にしようか迷ってしまう方は、自分の好きなことを振り返ってみましょう。需要の大きなテーマにすることは大切ですが、根気強く記事を執筆するのであれば好きなことについて書いた方が苦になりません。
なんでも良いという方は、Yahoo!のトップページにある「主なサービス」で選ぶことをお勧めします。映画やショッピング、ダイエット、不動産など需要が大きなテーマが豊富にあります。

2.どんな人に向けて記事を書くか?

テーマが決まったたら、どんな人に向けて記事を書くか?について考えていきます。つまり、ターゲット設定です。僕の場合ですと、「映画」でしたので、もちろんターゲットは「映画好きの人」です。しかし、ここで映画好きだけをターゲットにして記事を書けば間違いなくつまづきます。なぜなら映画好きと言っても、多種多様過ぎるからです。

実施することとしては、映画好きをさらに分解するのです。ロジカルシンキングの基本であるMECE(ミーシー):もれなく、だぶりなくすること:を使うのです。例えば、映画好きですと以下のように。

どんな映画が好きか?
・邦画
・洋画
・ジャンル(サスペンス、ホラー、ラブコメ など)

どんな風に映画を楽しみたいか?
・人があまりいないところで見たい
・見た映画について考察するのが好きだ
・映画の感想を友達同士で議論するのが好きだ

この他にも、「映画好き」についてはもっと細かく分解できます。もういいかな?と思うまで考え尽くせる限り洗い出してみてください。ちなみに今回のまとめでは「見た映画について考察することが好きな人」向けに記事を作成することに決めました。

3.どんな記事を作成するか考える

次は最も重要な「どんな記事を作成するか?」についてです。見た映画について考察する人はどんな記事なら読むのでしょうか?それについて考えていきます。

ここでターゲットについて、もう一度考える必要があります。見た映画について考察する人はどんなまとめを望んでいるか?その答えは数多くありますが、僕たちは考察好きの人たちは、Twitterで溢れている一般人の考察よりも専門家、つまり映画評論家の考察を好んでいるのではないか?と考えました。

さらに、本当に映画が好きで考察するのも好きな人は、月に2桁単位で映画を見ている可能性が高く、記事もTwitterの短的な感想をまとめているものがよくありますが、もっとガッツリとしたものを見たいのではないか?と考え、映画評論家の考察のまとめ、もっと言えばラジオやテレビで評論家の考察を全文書き起こしてしまうのはどうか?と考えました。今でこそ、ログミー書き起こし.comなどのサービスがありますが、当時は浸透していなかったので真新しさもありました。

ここまで考えられたのは、一緒にNAVERまとめを作った後輩が相当な映画好きで月に10本以上視聴し、映画評論家の考察もがっつりと読んでいたからです。身近なところに、ターゲットの特徴が隠れている可能性があります。ターゲットについて深く考える時は、身近な人を思い返してみましょう。

バズを生む方法を考える

f:id:im0man:20150306183755j:plain どんな記事を書くかが決まったら次は、バズを生む方法です。今回僕は以下の2つの方法を利用しました。

1.アルファユーザーの力を借りる

これは、プロブロガーであるイケダハヤト氏も著書で紹介している方法です。

武器としての書く技術 (中経出版)

武器としての書く技術 (中経出版)

冒頭でも述べたように、初心者のまとめ記事は影響力なんてほとんどありません。だからアルファユーザー、つまり影響力のある人の力を借りるのです。今回、映画評論家の全文書き起こしを作成するにあたり、影響力のある評論家の人の記事を書くことに決めました。そして、映画評論家の町山智浩氏の考察書き起こしを取り上げることに決定したのです。

映画評論家の町山智浩氏は、SNSにも積極的でTwitterのフォロワー数は当時約11万人とソーシャル上での影響力も絶大でした。そして何より、エゴサーチをしていました。エゴサーチとは、ソーシャル上で自分の名前を検索し、言及されているツイートについて反応を示す場合もあります。つまり、町山氏にRTされる可能性も十分あるということです。

そうすることで、影響力の乏しいアカウントのツイートですら、多くの人に拡散されます。実績としてはこんな具合にです。 f:id:im0man:20150319182620p:plain

2.トレンドを意識する

2つ目、トレンドを意識するということです。例えば、映画の記事であれば、TVで放映されるタイミング、キャストの人たちのインタビュー番組があるタイミング、映画館での放映が開始された直後など、テーマについて最も世間が注目するタイミングで記事をリリースすることでバズが起こりやすくなります。
トレンドを掴むために、用いたツールは以下です。

  • Yahoo!リアルタイム検索
  • Googleトレンド
  • Googleキーワードプランナー
  • ニュースアプリ
  • 新聞の社会面、テレビ欄
  • 雑誌

映画の場合は、新聞のテレビ欄は結構使えますね。関連する番組の時間帯はソーシャル上でも映画の話題で盛り上がはずですから。

初歩的な準備とテクニック

f:id:im0man:20150306183704j:plain 最後は、初歩的な準備とテクニックついてです。これは最も基本的なことで、バズを起こしたいのであれば抜け漏れなくやっておくことをオススメします。

1.SNSアカウントの開設、運用

まずはSNSアカウントの開設することは必須です。どんなに優れた記事であっても発信する場所がなければバズらせることなんてできません。TwitterとFacebook(個人とページ)のアカウントは必ず開設しましょう。

そして、自分自身の影響力を高める努力も必要です。今回紹介したアルファユーザーの影響力を借りるという手段もありますが、毎度うまくいくとも考えられないので、影響力は強めておくに越したことはありません。 まずは毎日の小さな努力でフォロワーを増やすことのできるTwitterの育成から始めてみましょう。


Twitterの育成方法については、別途記事で紹介しますが、以下の2つは基礎となるので押さえておきましょう。

プロフィール設定でユーザーからの信頼度を高める
・プロフ画像は「人物と認識できるもの」にする
・自己紹介文は、ターゲットが興味のあるワードを入れておく
・NAVERまとめやブログのURLを貼り付ける

フォロワーは戦略的に増やしていく
・目標フォロワー数を決めて、毎日フォローしていく人数を決める
・最初は「相互フォロー希望」というユーザーをどんどんフォローし一定数のフォロワー(1000人)を確保する
・フォロワーだけ増やすためのアカウント(ロボット)と認識されると、Twitter社に凍結されてしまうので、定期的に日常のツイートをする(商業的な利用では無く、普通に利用することをオススメします。)

2.タイトルとアイキャッチ画像に注意する

ユーザーがまず初めに見るのは、タイトルとアイキャッチ画像です。一目見て、どんな記事なのかわかるように意識して設定しましょう。タイトルなどについては、ブロガーとして有名なイケダハヤト氏の著書や、コグレマサト氏の著書はとても参考になります。ここではよく使われるポイントを5つ紹介します。

タイトルは30文字前後にする
検索エンジンである、GoogleやYahoo!の文字数制限が上記に該当します。またこの文字数を抑えておけば、どんなニュースメディアに転載された場合もタイトルが見切れることはありません。

数字を入れる
数字を入れることで説得力が増します。例えば僕のブログでバズを起こした記事でいうとこんな感じです。

過去10年分の「このマンガがすごい!」の1位作品まとめ(Kindle版) - ゆとり世代がストレス社会から逃げる方法

難易度を示す
記述系の記事ならば、難易度を示してあげることでユーザーの目を引きやすくなります。ユーザーが記事を読むのは、「自分でもできそうか?」「自分に必要か?」という点を意識するからです。

役立つ記事というのが分かるようにする
難易度を示すことと似ていますが、ユーザーにとって役立つのか否か?というのをタイトル内に示してあげることも必要です。例えば「〜の方法」「〜の手順」など。

影響力のあるキーワードを入れる
今回僕の事例として取り上げたNAVERまとめの記事でいうと、映画評論家の名前を入れることです。この他にもブランド名、芸能人の名前など影響力のあるキーワードを入れることで拡散されやすくなります。

町山智浩さんの『風立ちぬ』の解説が深かったので書き起こしました。 - NAVER まとめ

3.NAVERなら「トピック設定」は必須

f:id:im0man:20150319183354p:plain 上の図の赤枠の箇所が「トピック」となります。このトピックは意外と抜け漏れがちなんですが設定は必須です。記事への流入経路は少しでも増やしておいた方が良いです。

まとめ

f:id:im0man:20150306183951j:plain ここまで読んで頂いた方、本当にありがとうございます。稚拙な文章でしたので、以下簡単にまとめておきます。

テーマを決める
・需要の大きなテーマを選定
・ターゲットを決める
・どんな記事を作成するか決める

バズる方法を考える
・アルファユーザーに協力してもらう
・トレンドを意識する

初歩的な準備とテクニック
・SNSの開設と運用
・タイトルとアイキャッチ画像に注意
・NAVERまとめの「トピック」は設定必須

この記事が少しでも多くの人の参考になれば幸いです。

参考にした書籍

当時の記事作成や、今回の振り返りにあたり参考にさせて頂いた方の書籍はこちらです。

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