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ボードーゲームでオシャレな頭脳戦をしたいので10種類ほど調べてみた。

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春も終わりに近づいたある日、池袋にあるニトリへ向かうために、ルームシェアをしている同居人と家近くのバス停へ向かった。
5分くらいすると、バスが来たので乗り込んだ。そして、電車に揺られること10分。目的地に到着したと同時に、ふと思った。

「ボードゲームしたい」

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ボードゲームとは

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そもそもボードゲームって一体なんなのだろうか。なんとなく、ちょっとオシャレな頭脳戦、というイメージだったのだけれど、この際正確に知りたいので、全知全能のウィキペディアさんに聞いてみた。

ボードゲームの概要

「board game」という語は基本的には、プレーヤーが実際に盤を囲んで楽しむゲームを指している ボードゲームの歴史は、遺跡から発掘されたものによって、少なくとも紀元前数千年前まで遡ると推定されている。 ボードゲームは多種類あり、様々な分類のしかたがあろうが、ひとつの分類方式として、歴史的な系統に着目し5系統程度に分類する方法がある。ただし、近年では毎年のように様々なボードゲームが生まれており、全てのゲームを分類しきるのはいずれにせよ困難である。 世界的に見て、現在、特に多くの人々に知られているボードゲームとしては、(挙げ方はいくらでもあろうが)例えば、チェス、碁、リバーシ(オセロ)、バックギャモンといったところが挙げられるであろう。 (各人の好みで他にも挙げたいゲーム名は多々あろうが、他のゲーム名については#19世紀末までに生まれたゲームを参照のこと。) 日本に限って言えば、特に広く知られていて大人の競技人口が多いのは、囲碁、将棋、連珠、オセロ 等々であり、その中でも特に囲碁と将棋はファンの人口が多く、毎週末にテレビ番組が放送されている。また日本で子供時代にほとんどの人が経験するボードゲームとしては、双六がまず挙げられよう。*1

長い。分かったことだけをまとめるとこんな感じだ。

  • ボードゲームは盤を囲んでやるもの
  • すげえ昔から遊んでる人たちがいた
  • ボードゲームの種類は分類出来ないくらい多い
  • 双六、オセロ、囲碁、将棋もボードゲーム

双六とか囲碁将棋(漫才コンビじゃないよ)は昔は頻繁にやっていたので、ボードゲームだったんだ〜ってちょっと驚いた。

ともかく、ボードゲームの概要はこんな感じだ。でも分類出来ないくらい多いって・・・。もう少しイメージを膨らましたいので、ウィキペディアが大きく5つに分類していたので参考にしてみる。

ボードゲームの5分類

そういえば説明していなかったけれど、トップの画像はボードゲームの系統と変遷を図にしたものだ。ここで公開されているので、見たい人はアクセスしてみてほしい。僕は見ても全く理解出来なかったので画像だけ保存して消した。

1.競争ゲーム(レースゲーム)
駒を動かしてゴールに達することを競う。双六、バックギャモンなど。動きを決めるためにダイスを使うものが大多数である。

2.マンカラ
基本的には2列の穴と、そこに入れる小石を使い、sowing(種蒔き)と呼ばれる特殊な動きでゲームが進行する。

3.包囲ゲーム
敵駒を囲むことを競う。狐と鵞鳥、囲碁など。

4.戦争ゲーム
敵駒を取ることを競う。チェス、将棋など

5.配列ゲーム
盤上に駒を特定の形で並べることを競う。連珠、囲連星、ナイン・メンズ・モリスなど。

気になったゲーム10種類集めてみた

f:id:im0man:20150424141836j:plain 双六・囲碁・将棋・チェス・オセロなど誰でも一度はやったことがあるものは除いて、個人的に調べてみて面白そうだと思ったものを10個共有しておく。選定の基準は、ルールとかじゃなくて、「なんか名前がかっこいい」というアバウトなものだけれど。

1.ナイン・メンズ・モリス

ナインメンズモリス / Nine Men's Morris

ナインメンズモリス / Nine Men's Morris


[概要]

ゲーム盤は24の点を持つ格子から成る。それぞれのプレイヤーは9つの「人」というコマを持ち、普通これは白と黒に塗り分けられている。プレイヤーが縦または横にコマを3人並べると「ミル (mills)」が成立し、相手のコマを1人取り除くことができる。相手のコマを2人まで減らすか、手を指せなくなるまで追い込めば勝利となる。


[詳細ルール]
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ナインメンズモリス | 世界の伝統ゲーム紹介 | 世界遊戯博物館

[コメント]
いきなり名前カッコよくないですか?「ナイン・メンズ・モリスやろうぜ?」とか言ってみたい。慣れてきたら「ん?モリスっちゃう?」とか言いたい。家に、この盤があったらなんかちょっとかっこいい。でもなんか既にルールが面倒くさそう。「ミルが成立」って何だよ・・・

2.軍人将棋

将棋 行軍将棋ゲーム #62

将棋 行軍将棋ゲーム #62


[概要]

一般的には敵の総司令部マスを大将、中将、少将、大佐、中佐、少佐のいずれかの駒で占拠する(これら以外の駒で、相手の総司令部に侵入できたとしても、占拠したことにはならない。)(駒を総司令部マスに置く)か、動かせる駒を全滅させることが目的である。なお、前記の駒が相手の総司令部に入った時点で占拠したとみなされるので、後からその駒を取ることはできず、ゲーム終了となる。総司令部が占拠されれば、残った駒の種類や数に関係なくゲームの負けとなる。ルールによっては相手の大将を倒すことを目的とするものもある


[詳細ルール]
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軍人将棋公式ホームページ

[コメント]
名前くらいは聞いたことがある人もいるかもしれません。中二病こじらせ気味の人にはうってつけのゲームかも。子供の頃に司令官とか参謀とか憧れが強かったので、ハマる可能性も高そう。ちょっと買いたい。

3.カタンの開拓者たち

カタンの開拓者たち スタンダード版

カタンの開拓者たち スタンダード版

[概要]

最初に六角形のタイルを並べて作るカタン島が舞台となる。各タイル(土地)には2〜12(7を除く)の数字が割り振られる。プレイヤーが手番で振るサイコロ2つの合計と同じ数字の土地から、土地に対応した資源(木材、粘土、麦、鉄、羊毛)が産出する。各プレイヤーは産出した資源を使い、道(道路)、家(開拓地)、街(都市)を建設していく(それぞれの建造物は版によって呼称は異なるが機能は同じ)。開拓の度合いが点数化され、自分の手番時に最初に10点に到達した人が勝利となる。


[詳細ルール]
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カタンの開拓者たち(Die Siedler von CATAN) 日本語版公式ページ


[コメント]
土地を持ち、家を作り、都市を形成していくような「町づくり」をしていくゲームは、現代のゲームでもよく用いられているのではないだろうか?開拓者となって、資源の交渉においては自身にいかに有利にもっていくかというところが醍醐味になっているようです。

4.王への請願

王への請願

王への請願

[概要]

プレイヤーは王宮への請願者となります。 自分の要求を通すために、王宮内に影響力を持つ廷臣達を説得し(サイコロを振っ)ていき、説得に(求められている組合せの目を出すことに)成功すれば、その廷臣を味方に加え(その人物のカードを獲得し)ます。味方に加えた人物は、より強力な影響力を持つ廷臣の説得に力を貸して(サイコロの目を優位にして)くれます。最終的な目的は、国王を説得して獲得することです。だれかひとまず王様の説得に成功すると、全プレイヤーが逆転を狙って最後の説得に挑みます。その結果、最終的に国王を獲得したプレイヤーが勝ちとなります。


[詳細ルール]
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王への請願 - ルール


[コメント]
王様をいかに説得して獲得するか?という趣旨のゲーム。中二病で黒幕が好きな人は結構ハマりそう。サイコロを振ってきめるので、運任せな部分が多いっぽいけれど。

5.ディプロマシー

ディプロマシー

ディプロマシー

[概要]

本作は7人のプレイヤーが第一次世界大戦前の緊張した関係にあるヨーロッパ列強7ヶ国をそれぞれ担当し、ヨーロッパの覇権を巡って争う戦略ボードゲームである。 diplomacy(外交)という単語が示す通り、ルールそのものはごく単純であって、「外交」すなわちプレイヤー同士の取り引きや同盟が、プレイの中核を成している。「いかにして他のプレイヤーの助けを得るか」「どのタイミングで他のプレイヤーを裏切るか」といった駆け引きと策略、外交センスが問われるゲームである。


[詳細ルール]
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ディプロマシー部


[コメント]
最近では人狼ゲームとかが流行っていてるけれど、あれは「いかに裏切るか?」「どうやって騙すか?」といったところを楽しんでいるのだと思う。そういった意味ではこのゲームでも同じような体験が出来そう。



6.貴族の務め

貴族のつとめ

貴族のつとめ

[概要]

ゲームのプレイヤーは、けばけばしい骨董品店のメンバーとして表現される。このゲームの最終的な目的は、店の他のメンバーの誰よりも良質な骨董品を集めることである。1回のターンでは、2つの選択肢が用意されている。オークションショップでの骨董品のせりに参加する事と、荘園領主の館でのコンペティションに参加する事である。プレイヤーのオークションの結果は、同じ盤面上の他のプレイヤーによる選択とカードゲームに委ねられている。それ故、このゲームにはポーカーにおける駆け引き(英語版)の要素が含まれている要素を無視することはできない。ボードにおいて最も遠くまで進むか、最初にあがった者が最終的な勝者となる。


[詳細ルール]
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【 貴族の務め(ADEL VERPFERICHTET) 】 K.G.B. 〜関東ゲームやろうぜ旅団〜


[コメント]
骨董品のコレクターとして、プレイヤーの中でももっとも質の良いアイテムを集めた物が勝ちというルール。双六的要素とポーカーのような読み合いの要素を含んだゲーム。レビューによると「読み合い」を存分に楽しめそう。

7.サムライ

サムライ・ボードゲーム 日本語版

サムライ・ボードゲーム 日本語版

[概要]

プレイ開始時に日本の各都市に3種類のコマを配置する。その3種類は、日本の象徴たる(?)「仏像」「水田」「兜」を表している。ゲームはこれらのコマを多く取ることを目的とする。


[詳細ルール]
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Reiner Knizia's Samurai(ライナー・クニツィア サムライ)攻略


[コメント]
外国で作られた日本を題材にしたゲーム。ルールはとってもシンプルで国取り合戦のようなものみたい。「サムライ」っていうタイトルが格好良かったので、取り上げてみました。でもちょっとバカにされてる感が否めない。

8.ラミーキューブ

Rummikub(ラミィキューブ)

Rummikub(ラミィキューブ)

[概要]

最初に手札の中で同色の続き数字や色違いの同数字の3枚以上の組を作り卓上に出す。出された牌は他のプレーヤーでも自由に利用することができ(各プレイヤーの手番中に限る)、手牌を全て出し切ったプレーヤーが勝利。


[詳細ルール]
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ラミィキューブ rummikub 遊び方 ルール


[コメント]
「手牌」ということで麻雀っぽいのかなと思ったら全然別物のよう。レビューからすると、最後の方は「思考力」が試されるゲームのよう。時間制限もあるので、頭の回転力を競うにはもってこいのゲームですね。

9.スコットランドヤード

Ravensburger スコットランドヤード

Ravensburger スコットランドヤード

[概要]

ロンドン市内に潜伏し逃走する怪盗Mr.Xを、スコットランドヤードの刑事たちが捕まえられるか、Mr.Xが逃げ切れるかという戦略ゲーム。交通情報や、目撃情報を元に追い詰める。Mr.X役のプレイヤー1名と、その他の刑事役プレイヤーチームとの勝負となる。


[詳細ルール]
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Scotland Yard説明書


[コメント]
あらゆる情報をもとに犯人を探し当てるという「推理力」「思考力」で競い合うゲーム。刑事役同士の協力もゲームをクリアする肝となりそう。

10.フィレンツェの匠

フィレンツェの匠

フィレンツェの匠

[概要]

プレイヤーはフィレンツェの貴族となり、 パトロンとしてお抱えの芸術家に評価(作品ポイント)の高い作品を作らせ、貴族の名声(名声ポイント)を競い合う。競り、計画、パズルといったさまざまな要素が盛り込まれている。


[詳細ルール]
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フィレンツェの匠・ルール和訳


[コメント]
個人的にはルールが割と細かいかも、と思ってしまったゲーム。名前だけで選出しました。なんか格好いい。フィレンツェの匠って。

まとめ

ボードゲームの種類ってこんなにあるんだ!と思ってしまった。でも、趣味はなんですか?っていう質問に対して、「ボードゲームを少々。最近は"フィレンツェの匠"にはまっています」なんてドヤ顔で答えられたらちょっと格好良い。
まずはお手軽そうな"軍人将棋"あたりから始めてみようかと思う。都内にボードゲームが出来るカフェもあるとのことなので、ちょっと今度行ってレポしていみたいと思う。

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/im0man

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